埼玉県ガス協会

平成28年度(第31回) 埼玉県ガス協会 合同復旧訓練の実施(平成28年9月23日)

埼玉県ガス協会(会長 武州ガス原社長、会員19社)は、埼玉県中央防災基地において、合同復旧訓練を行いました。
訓練での想定は、関東平野北西縁断層地震が発生し、地震計で80カイン(震度6強相当)を確認。被災事業者となった武州ガスでは、川越地区・川島地区の複数のガバナを緊急停止し、約52,000戸のガス供給が停止した、というものです。

被災事業者からの救援要請を受け、埼玉県ガス協会内に災害対策本部が設置され、県内からは被災事業者(武州ガス)を除く全都市ガス会社18社に加え、今回初めて隣県の群馬県ガス協会からも救援隊が派遣されました。

当日は埼玉県、埼玉県警本部、川越市、川島町、東松山警察署、川越地区消防局、日本ガス協会のご来賓のほか、報道機関を含めて約110名の方が見学されました。

以下に合同復旧訓練の一端をご紹介します。

  • 応援部隊到着

    県内18社と群馬県ガス協会から応援部隊が到着。埼玉県危機管理防災部の木崎副部長様からご来賓のご挨拶を頂きました。

  • 移動式ガス発生装置で仮設供給

    介護施設や避難場所等には、LPガスを使った移動式ガス発生装置で仮設供給を行います。

  • 移動式ガス発生装置の内部

    毎時30㎥の能力を持つ移動式ガス発生装置の内部。分割式で軽トラでも運搬可能です。

  • 圧縮天然ガス

    ガス使用量の多い病院等の施設には、圧縮天然ガス(CNG)で仮設供給を行います。

  • 閉栓

    一般家庭では、「ガス使用禁止」テープがガスメーター指針面及びメーターガス栓に貼付されます。

  • 管内カメラ

    管内カメラは、胃カメラのようにガス管内をモニター画面に映して、管内の破損状況を外部から観察できます。

  • ガス管内採水装置

    ガス管内採水装置は、破損個所からガス管内に入った水・泥・小石を吸引して抜き取ります。東日本大震災でも活躍しました。

  • 破損部分交換

    ガスの漏洩が検知された鋼管の破損部分を交換のため除去します。

  • PE管に交換

    弾力性が高く地震に強いPE管(ガス用ポリエチレン管)に交換します。

  • 女性の活躍

    ガス管工事の現場でも女性の活躍が見られます。

  • 再チェック

    PE管への交換が完了しました。交換後は漏洩が無いか再チェックします。

  • パージ

    破損したガス管内には空気が混入しているため、天然ガス100%になるまでガス抜き(パージ)します。

  • PE管へ交換

    一般家庭の敷地内ガス管が破損した場合も同様です。平常時から地震に強いPE管への交換をお願いしています。

  • 一般家庭の場合

    一般家庭の場合には、ガス管交換の後、メーターを取り外してパージします。

  • 復旧

    天然ガス100%を確認してメーターを取り付け、「ガス使用禁止」のテープを外します。

  • 講評

    最後に、日本ガス協会の高橋技術総括から『ガス小売り自由化後も、保安の確保はガス事業の根幹』との講評をいただきました。